開発秘話vol.9 フクループ


作業効率良く下げ札を取付可能で
しかもブランド訴求力も向上させます。

単なる紐の代替え品ではなく、
新しい発想の副資材を作りたい。

 アパレルメーカーで使われる下げ札の中には、穴の部分にハトメが施される凝った仕様のものがあります。小さな部分にも拘ってブランドの世界観を表現しているのですが、ハトメの仕入れ、ハトメ取付け、紐通し、商品への取付け、というコストが発生します。もう少し低コストで、見栄えも良く機能的な副資材はないかという課題があり、フクイの営業マンが上海支社を訪れた際にパーツの開発を打診しました。  私たちが作りたかったのは、ワンタッチで確実に下げ札に取り付けることができるアタッチメントです。また、単なる紐の代替品に留まらず、作業工程の効率化に加え、ブランドの訴求力を向上させる機能も欲しいと考えていました。手軽さや確実さだけでなく、もっと自由にブランドをサポートできる副資材の開発に着手しました。

簡単、確実、ワンタッチで
オリジナルデザインの下げ札に。

 難しかったのはワンタッチで確実に留める事ができるジョイント部の形状と、そこに取り付ける紐の素材でした。開発実績を作りたかったため、いろんな素材にチャレンジして絞り込んでいきました。  最終的に完成した副資材はジョイント部分に紐がついた形状で、フクループといいます。下げ札の穴を裏表からジョイントで挟み、パチンと止めればメーカー側で簡単に商品への取付けが可能になったため、下げ札に紐を通す内職工賃が不要になりました。また、紐の先の樹脂製のジョイント部分をオリジナルのデザインにすることができるので、ロゴなどを入れて下げ札にセットすれば、ブランドの訴求力をさらに高めることができます。
 おかげさまでフクループはお客様に好評で、既に100万本以上のオーダーを受けています。フクイは今後も副資材の役割をもっと進化させます。