開発秘話vol.7 福紋


私たちが作り続けてきたものを、
視点と使い方を変え、新商品に仕立てました。

ブランドサポートから、ブランド作りへ。
それは私たちの夢でした。

 2016年2月、国立代々木競技場第一体育館で開催されたファッションの展示会rooms32で、フクイが開発したプライベートブランド「福紋」がデビューしました。私たちは60年以上前に織ネーム作りを業務の柱として起業し、今ではパッケージデザインや企画など、アパレル企業のブランドサポートへと事業領域を広げてきました。それに伴い、私たちが培ってきた治験を活かして自分たちのブランドを作りたいという気持ちが湧き上がってきたのは、ごく自然な流れでした。ブランド開発のスタート時に商品の名称を「福紋」に決め、商標登録したのが三年前の秋のことです。
 開発にあたり最初に考えたのは、私たちが日々提供している織ネームの技術を駆使してもの作りをしたいということでした。社内のデザイナーや開発部の面々が織ネームを使った商品アイデアやデザインを次々にひねり出し、会議を続け、試作を重ねましたが、一年以上かけても「これだ」という商品は見えてきませんでした。

福紋の第一弾は、使う人を
チャーミングにみせるパーソナルタグ。

 ついにプロジェクトを一回白紙に戻し、フクイとは一体どんな会社なのか、60年以上の歴史の中で何をしてきたのか、何ができて何ができないのか、得意なことは何か、何をやりたいのか、やるべきことは何か…。  そこから考え直して商品コンセプトを詰めていくのに費やした時間は膨大なものでした。練り上げたコンセプトは「タグの新しい使い方で日常をチャーミングに変える事」。この考えに沿って、開発商品のアイデアを考えていくのですが、チャーミングなモノといっても色々アイデアが出てきます。アイデアラッシュを重ねるうちに、最終的にはまだ副資材業界に精通していない新入社員の「織ネームって、単体で見てもすごく素敵」という一言がきっかけとなって、織ネームそのものが主役という考えに戻りました。開発に至ったタグブローチは単なる織ネームではなく「使う人をチャーミングに見せるパーソナルタグ」というもので、通常ブランドロゴが入っている部分に、ブローチをつける人のキャラクターを表す“OTOKOMAE GIRL”や“50% Gentleman”などのユニークな言葉を入れています。ブローチは全部で10種類。洋服の色に合わせてコーディネイトしたり、友人とシェアすることができるように各商品とも2色を用意、TAG BROOCHと箔押しされた白いオシャレな紙箱に入れて販売します。希望小売り価格は税別で1箱2000円。箱の引手もフクイらしく、プリントネームを使いました。

雑誌「ソトコト」で、社会を良くする
商品として福紋が紹介されました。

 rooms32に福紋を出展したところ、多くのお客様に高い評価をいただく事ができました。展示会の最終日にはさっそく雑誌「ソトコト」から、撮影用の商品貸し出しと直接お会いして取材したいとの依頼がありました。5月号の巻頭企画「ソーシャルな、お買い物。」というページで紹介されています。 フクイの今年のテーマはチャレンジです。福紋は今後も実店舗での販売に向け、積極的にいろんなところへアプローチしていきます。また、インターネットでのご購入も可能になります。福紋のタグブローチはあなたの生活をチャーミングにします。

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