開発秘話vol.4 FD会


プレゼンファイルは、
これからも増え続けます。

開発した副資材を持ち寄って、年に2回
お客様にプレゼンを行います。

 2011年7月、日本のモノ作りを盛り上げるため、また、協力会社と共に新たな開発品を通してお互いに切磋琢磨して成長するため、フクイは定期的な会合の場を設けることにしました。それがFD(Fukui Development)会です。参画したのはフクイの前身となる織ネーム工場、プリントネーム工場、印刷会社、皮革工場、シルクスクリーン工房、それに弊社の上海法人が加わりました。FD会の会員は考案したアイデア持って年に数回集まり、意見交換をしながら商材開発へ繋げていきます。その成果を「大規模プレゼン」として年2回、お客様へ実施することがFD会のミッションになっています。「時流の先を行く発想」「できないと言われていることへの挑戦」「期待を超える仕上がり」、これらを実現するプロフェッショナル集団として、業種を超えたコラボレーションを行っています。

大規模プレゼンファイルは既に13冊。
まだまだ続けます。

 会議は各社のモノ作りに対する想いが溢れ、想像していた以上に良い刺激の場となります。協力工場は東京に集中しているわけではないので、会議は福井や大阪などでも開催しました。その折りに他社の工場を見学することで発見もあり、自社で当たり前のことが他社では新鮮だったり、自社で考えていたアイデアが他社で既に実績があったりと、情報共有することで新たなアイデアに発展することもありました。完成したサンプルはファイルに収納され、営業マンや開発担当者が客先でプレゼンします。そのファイルも既に13冊。ただ、苦労して開発した商材がそのままアパレル企業様に採用されることはあまり多くありません。どちらかといえばフクイの発想力や開発力に興味を持って見ていただけているようです。今この時点(2015年11月)では、2016年秋冬に向けた開発商材のファイルを製作中です。FD会の取り組みはこれからも続いていきます。

さまざまな開発品を手がけてきました。
ほんの一部をご紹介します。

1:「メタリック隆起プリント」
素材を選ばず、絵柄や文字も美しいフクイ一押しの匠技です。特殊なシルク印刷と箔押しの技術を組み合わせました。サテンテープをはじめ、合皮や本革など幅広い素材に対応可能です。繊細な絵柄や文字をくっきりと再現します。
2:「加賀友禅ネーム」
織ネームに色鮮やかな友禅染を施しました。型紙と色糊を用いた伝統ある技法で、職人の手により丹念に染め上げられています。日本が誇る伝統工芸の美しさをご堪能ください。
3:「エイジング革ラベル」
フクイが継続的に取り組んでいるヴィンテージ表現への追求です。鹿のヌメ革に経年変化によるヨゴレやテカリ、掠れやシボ感など、あらゆる味わい深い表情を盛り込んだエイジングラベルの集大成です。